2007年05月14日
日経ビジネス: 広告はネットなくして成立しない
テレビは、HDDレコーダーに録画して、週末にまとめて見ている大宮です。
今週号の『日経ビジネス』に、電通のネット戦略に関する記事が出ていました。
電通でマーケティングの研究に携わる方が、
「ネットを使うのはもう当たり前。でも、それは4大マスメディアとの競合ではなく
役割分担。すべてのメディアを使い、いかにうまく広告の設計をするか。
言い換えればコミュニケーション・デザインが我々の仕事」
とコメントしています。
興味深かったのが、ニンテンドーDS向けソフト『漢検DS』のキャンペーンです。
販売が停滞していた『漢検DS』のカンフル剤として展開されたのが
ネットを使った電通のキャンペーンです。
施策は以下の通り
①データパブリシティ: 「漢字が書けなくなった大人85%」というニュースリリースを配信
②テレビCM: 映画「大奥」とタイアップしたスポットCMを投入
③店頭プロモーション: 報道素材を利用したポスターを店頭に展開
④ネット広告: ブログ向けバナー広告、検索連動広告
⑤ネット口コミ: 漢検の体験版を楽しめるブログパーツを配布
有名ブロガーを集めたイベント開催
ポイントは、体験版を楽しめるブログパーツです。
ここには、実に巧妙な仕掛けがしてあります。
ゲームの成績や出身県ランキングが表示されるのです!
つまり漢字の得意な県や苦手な県が分かるという仕組みです。
これにより、ミクシィや掲示板などで、
「茨城県の皆さん、千葉県に負けていいのですか?」
のような日記・書き込み(バズ)が生まれたのです!
AIDMAからAISASへ。
AISASの最後のSはシェアです。
単純に体験版が楽しめるだけではなく、県別ランキング
などにより、「他の人に伝えたい」という気持ちにさせる
コミュニケーションデザインは素晴らしいです。
今後も、このようなネットとテレビや雑誌などを使った
クロスメディアの好例が出てきそうですね。
- by gram3
- at 22:17
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